産業廃棄物処理事業
Industrial waste treatment
処分業務の概要
事業者から排出される産業廃棄物を、焼却処理、破砕処理にて処理いたします。焼却処理については、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、特管廃油、特管廃酸、特管廃アルカリ、感染性廃棄物などを取扱い、焼却後の焼却灰は埋立処分又は原料としてリサイクルされます。また焼却炉の廃熱を利用し発電を行っています。破砕処理については、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類などを取扱い、破砕後の廃棄物はセメント原料や燃料としてリサイクルされます。
環境保全措置の概要
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産業廃棄物が飛散、流出しないとともに、悪臭、騒音、振動によって生活環境保全上支障が生じないよう、廃棄物の性状や状況に合わせた措置を講ずる。
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施設の周囲に囲いを設け、産業廃棄物が飛散・流出・地下浸透、悪臭が発散しないようにいたします。
盛岡中間処理場
焼却設備フロー図
北上リサイクルセンター
処分業務の概要
工場や建設現場などから発生する廃プラスチック類や木くず、紙くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずを、北上リサイクルセンター内の破砕機で処理し、破砕処理後に、セメント原料や燃料などの用途でリサイクルされています。
環境保全措置の概要
北上リサイクルセンターは、設備自体を建屋屋内に設置しているため、外部への騒音、振動などの発生は少なく、施設の性能を十分に発揮し、生活環境の保全に万全を期すため運転状況の常時監視や定期的な保守点検を行います。
八戸リサイクルセンター
処分業務の概要
青森県内で発生する廃蛍光灯、廃乾電池の受入を行っております。廃蛍光灯はリサイクルセンター内の破砕機で破砕処理後に、廃乾電池は積替保管後に北海道の野村興産(株)イトムカ鉱業所に搬出し、処理を委託しております。
廃棄物の取扱い数量
当社では産業廃棄物の中間処理と最終処分を業として行っております。
2016年度は約13,754トンを取り扱っており、焼却発電を含めると、この中の約13,567トン(93%)がリサイクルされ、資源として活用されています。
今後は、埋立廃棄物(187t)と焼却した際の残渣(790t)のリサイクルにも取り組んでまいります。
主要設備及び処理能力
■廃棄物の種類
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、特管廃油、特管廃酸、特管廃アルカリ、感染性廃棄物
■処理方法
焼却
■処理能力
14.352t/日(汚泥)、7.32t/日(廃油)、11.4t(廃プラスチック類)、39t/日(その他)
■廃棄物の種類
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、汚泥、廃油
■処理方法
破砕
■処理能力
4.95t/日(廃プラスチック類)、5.1t/日(紙くず)、4.962t(木くず)、3.713t/日(繊維くず)、8.85t/日(金属くず)、8.138t/日(ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず)、12.6t/日(鉱さい)、12.63t/日(汚泥)、7.68t/日(廃油)
■廃棄物の種類
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類
■処理方法
破砕
■処理能力
144t/日(廃プラスチック類、木くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず)、70t/日(紙くず)、216t/日(繊維くず)、240t/日(金属くず)、180t/日(がれき類)
■廃棄物の種類
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
■処理方法
破砕
■処理能力
5.3t/日
■廃棄物の種類
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
■処理方法
破砕
■処理能力
6t/日
■廃棄物の種類
金属くず、汚泥
■処理方法
選別
■処理能力
6.83t/日